両国国技館と言えば、日本の国技である大相撲の興行を行う施設です。
用途としては、相撲の試合はもちろん、相撲の行事が行われていない時期であれば、相撲とは関係のないイベントにも使用することが出来ます。
そんな両国国技館ですが、地下に熱心な相撲ファンにのみ知られている巨大な施設があるそうです。
ここでは、その謎の巨大施設の秘密や、お相撲さんの食事になどにまつわるアレコレについてご紹介いたします。
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両国国技館の地下には、美味しいアレを作る施設がある
相撲ファンなら一度は行ってみたい場所と言えば、両国国技館です。
両国国技館は、言うまでもなく大相撲の聖地とされていて、大相撲の本場所が開催される建物です。
この工場は、焼き鳥を作る工場としては、日本一と言われるほど大規模な面積と生産量を誇るそうです。
といっても、有名メーカーが所有しているような巨大なお菓子工場レベルではなく、お店で作るよりも大きいくらいとのことです。
両国国技館の地下に相撲ファンなら一度は行きたいグルメスポットがある
両国国技館の地下には、焼き鳥工場以外にも、もうひとつファンが必ずチェックしたい場所があるそうです。
それは、「大広間」です。
地下の大広間では何が行われているのかといいますと、ちゃんこの販売です。
価格も300円と、かなりリーズナブルですので、ファンの方にも嬉しい値段です。
ちなみにこの値段は、変動する可能性がありますので、事前に確認してから行くことをおすすめします。
それから、ちゃんこ鍋の中身ですが、大体5日ごとにメニューが変わります。
ですのですべての味を制覇したい人は、場所中に何度も足を運ぶと良いでしょう。
他にもここを利用する際の注意点ですが、出されたちゃんこを大広間以外の場所に持ち出したり、また、他の飲食物の持ち込みはご遠慮いただいていますので、そういったことについても気をつけてください。
両国国技館の地下で作られているのが焼き鳥なのには意味がある
相撲の聖地、両国国技館の地下には、焼き鳥工場とちゃんこの販売をする大広間があります。
ちゃんこの販売は理解できますが、なぜ焼き鳥工場があるのでしょうか。
それは、相撲界において、縁起を担ぐ際に鶏肉が縁起の良いものだとされているからです。
その理由は、ズバリ「足」にあります。
というのも、豚や牛は四本足で地面に立っているのに対し、鶏は二本の足で立っています。
相撲に例えると、豚や牛のような状態は、「負け」になり、鶏のように二本足で立っているのは「勝ち」となるからです。
ちなみにこの焼鳥は、両国国技館だけではなく、都内の駅などで買うこともでき、またネットの通販も行っていますので、国技館に行けない人も、都内に住んでいない人でも、その美味しい焼き鳥を味わうことが可能です。
お相撲さんと言えば、ちゃんこ鍋。その秘密に迫る
両国国技館の地下でも売られており、お相撲さんと切っても切れない存在なのが、ちゃんこ鍋です。
この項目ではちゃんこ鍋の秘密についてご紹介します。
そもそもちゃんこ鍋は、なぜ「ちゃんこ」と呼ばれるのでしょうか。
それにはいくつかの説がありますが、その中のひとつに「ちゃん=お父さん」というものがあります。
というのも、今も昔も力士の食事は相撲部屋のちゃんこ番、つまり男性のお相撲さんが作っていました。
そのため、料理を作ってくれる男性をお父さんに見立てて、「ちゃんが子供(弟弟子)に作ってくれる鍋」、つまり「ちゃんこ鍋」となったのです。
他にも、ちゃんこ鍋は中国から来たもので、「中国」と「鍋」、それぞれを指す「チャン」と「コ」が組み合わさってちゃんこ鍋と言われるようになったという説もあります。
ちなみに、鍋に入れる具材ですが、野菜以外に、縁起を考えて鶏肉か魚しか入れないと思われがちですが、現在では、栄養バランスなどを考えて豚肉も牛肉も積極的に食べているとのことです。
両国国技館の前に並ぶ、「のぼり」に関するトリビア
大相撲の場所中に両国国技館に行った時に必ず目にするのが、色鮮やかな「のぼり」です。
ここでは、美しいのぼりにまつわるトリビアについてご紹介いたします。
あの独特な色使いをするのぼりですが、実はルールがあります。
その中でも最も守らなくてはいけないのが、「色」です。
力士の四股名を印刷する時の色で必ず避けなくてはいけないのが「黒」です。
黒は、黒星にも繋がりますので、力士たちにとっては、縁起の悪い色となるからです。
また、もうひとが、のぼりを作ってくれた贈り主の名前の色です。
贈り主の多くは、何らかの商売をしている社長や店主の人がほとんどです。
そのため、その贈り主の人の名前を「赤い色」つまり「赤字」で書くと、これもまた縁起の悪いこととなってしまいます。
ちなみにこののぼりですが、大相撲場所が開催される期間中のみに使われ、次の開催の時には新しいものに新調されるそうです。