パンは元々外国から来た食べ物ですが、今やご飯と並んで私達の食生活に欠かせないものとなっています。
そんな食事にもおやつにもなるパンについて知らないことがたくさんあるのではないでしょうか。
ここではパンのことに詳しくなれるような雑学についていくつかご紹介します。
これを読めばパン博士の入り口にたどり着けるかも知れません。
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パンの始まりがわかる雑学や豆知識を知ろう
普段当たり前のように作られているパンですが、それはいつから食べられていたのでしょうか。
パンの始まりがわかる雑学についてご紹介します。
パンの最初はクレープ
小麦は今から8千年も前から人間の手によって栽培されていました。それを粉にして水と混ぜてこねて焼いていたので、基本は今と同じでした。
それをしていく中で、偶然発酵した生地を焼くと美味しいということがわかり、今のようなパンが生まれたのです。
パンと一緒に伝わったもの
パンは近代になってから日本に伝わったように思われますが、実はそれよりも前から他のものと一緒に伝わりました。
鉄砲が伝わったのは江戸時代よりも前ですから、意外と日本とパンとの歴史は古いのです。
ただし、その時はあくまでも日本に滞在する外国人のために少しだけ作られる程度でした。
パンにまつわる意外なジンクスの雑学を学ぼう
ご飯に関するジンクスで、「お茶碗の米粒が上手く取れなかったら次の日は晴れ」なんていうジンクスは聞いたことがありますでしょうか。
これとはちょっと異なりますがパンにもジンクスが存在します。
そのパンにまつわる意外なジンクスの雑学について学んでみましょう。
パンを逆さまに置くのは縁起が悪い
通常、裏表のあるパンを逆さまに置くなんていうことはありませんが、雑に置いた時はうっかり逆さまに置いてしまうこともあるかも知れません。
しかし、この行動は囚人が最後の食事として出されるもの連想されるとして、とても縁起の悪いことだと言われているのです。
離れる時の合言葉
カップルが仲良く手をつないで歩いていても、混雑した人混みの中などで手が離れてしまうこともあるかも知れません。
そういった時はお互いに「パンとバター」というおまじないの合言葉を唱えると、また無事に手をつなげるそうです。
パンは大事なものですから、それにまつわるジンクスがあるのです。
雑学がいくつもある、食パンについての豆知識
パンの種類はいくつかありますが、その中でも食パンは食事にもスイーツにもなりますので、常に常備している家庭も多いのではないでしょうか。
そんな食パンについての雑学や豆知識について見てみましょう。
食パンは何枚切りが常識か
食パンが売られる時は、切られた厚さによって種類が分かれます。
ちなみにこの厚さは地域によって好みが分かれ、食べごたえのある4枚切りや5枚切りが人気なのは西日本、サンドイッチにしやすい8枚切りから6枚切りを中心として売られているのが東日本なのです。
パンの耳の別名
食パンの周りの茶色い部分を「パンの耳」と言いますが、これには専門用語があります。
そして白い部分は「クラム」という名前があります。
食パンにはこのような面白い雑学もあるのです。
みんなが大好きなあのパンがどのように誕生したのかがわかる雑学
パンの種類はいくつもあります。
その中でも甘くて美味しいみんなが大好きなあんパンやメロンパンについての雑学をご紹介します。
最初のあんパンは使った酵母が違う
パンは最初は日本人にとって食べ慣れないものでした。
しかし、それを残念に思い、みんなに広く食べてもらいたいと考えた開発者は、日本人が大好きな小豆餡を使うことを考えました。
そうすることで、あんパンは饅頭に近い香りや味になり、より日本人に受け入れてもらえると考えたのです。
メロンパンの表面の秘密
みんなが一度は食べたことのある、美味しいメロンパンですが、あのサクサクしているような、ベタベタしているような美味しいあの表面はどのようにして作られているのでしょうか。
あの表面の秘密はビスケット生地なのです。
通常のパン生地に上からビスケット用に配合された生地を薄く貼り付け、それをオーブンで焼いているのです。
そのため、表面と本体の食感が異なるのです。
手軽で美味しいあのパンことがよくわかる雑学
美味しいパンの雑学は他にもあります。
例えば手軽に食べられて美味しいサンドウィッチのことです。
また、サンドウィッチと同じくらい人気のある、カレーパンについての雑学もご紹介します。
サンドウィッチが生まれた複雑な理由
パンにハムやレタスなどを挟んで食べるサンドウィッチが生まれたのは、カードゲームが大好きなサンドウィッチ伯爵が、遊びながらでも食べられるように作らせたというのが定説です。
というのも、サンドウィッチ伯爵がいた時代の一種の政治ゴシップネタとして「サンドウィッチ伯爵はパンにお肉を挟んだもので食事を済ませるほどカードゲームに夢中だ」というデマが掲載されたそうです。
そういった事実もあり、いつの間にかサンドウィッチと言えば、サンドウィッチ伯爵が作ったものという噂が事実とされてしまったのです。
カレーパンが揚げられている理由
カレーパンと言えば、中の美味しいカレーもさながら、表面のカリッと揚げられた衣も魅力のひとつです。
しかし、本来パンは焼くものであるにも関わらず、カレーパンは揚げられているのでしょうか。
実はこれは、当時カレーと同じくらい人気だったカツをイメージしたものなのです。
とんかつもしくはビーフカツのような見た目をしていて、齧ると中から美味しいカレーが出てくるカレーパンは美味しくないはずがなく、今でも高い人気を誇るパンです。
たくさんのパンを食べて、よりパンの魅力を深堀りしてみましょう。