鮫と言えば、映画に出てくるような、凶暴で恐ろしい海の生き物を連想すると思います。
しかし、そんな怖い鮫は食べることが出来るのはご存知でしたでしょうか。
ここでは、食べることが出来る鮫の種類や、調理法、その他鮫についてのアレコレについてご紹介しますので、普通とは違ったグルメを味わいたいという人は、是非参考にしてみてください。
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鮫の中で、食べることが出来るのは、どんな種類なのでしょうか
美味しい魚の種類を挙げようとすると、マグロや鮭、サンマなどが思い出されるでしょう。
そんな中で「鮫」は、答える人がほぼいないかも知れないくらい、食べることがメジャーではない魚です。
鮫は旨味を秘めている食材
そのため、一部の地域では、当たり前のようにスーパーの鮮魚コーナーに置かれています。
もし、スーパーなどで見かけたら、購入してみるのはいかがでしょうか。
パーティーで出して、ゲストや家族を驚かせてみるのも面白いでしょう。
鮫を食べる時は、こんな調理方法がおすすめです
もし、スーパーの鮮魚コーナーに鮫が売られていて、思い切って買おうと思っても、調理方法がわからなければ食べることが出来ません。
ここでは、おすすめの調理方法についてご紹介いたします。
焼く
料理の基本はやっはり焼くです。
シンプルに塩コショウも良いですが、醤油やみりんで照り焼きにするのもおすすめです。
身を厚めに切って、ステーキにするのも良いでしょう。
ムニエル
鮫をもう少し洋風に仕上げたいのであれば、ムニエルもおすすめです。
鮫の身に小麦粉と塩コショウをふってからバターでソテーするだけで、一気に洋風になります。
揚げる
鮫の鮮度が少しイマイチであれば、フライにして揚げるとニオイも気になりません。
刺し身
フライの時とは逆に新鮮で質の良い鮫を手に入れることが出来たら、ぜひお刺身にしましょう。
調理方法に迷ったら、売り場の店員さんに相談してみるのも良いでしょう。
鮫のヒレは、高級食材として食べることが出来ます
鮫を食べようと思った時に、他の魚のように身を食べるのが基本ですが、他の部位も食べることが出来ます。
ヒレ
中華料理に使われる高級食材のフカヒレは、鮫のヒレのことなのです。
鮫のヒレがフカヒレになるまでの工程は、ヒレを取った後に洗浄をして、茹でてから皮を取り、余分な肉を削いでから数日から14日間ほど干します。
そこから蒸すことと水に漬けることを2度ほど繰り返し、余分なものが付着していれば取ってからサイズを選別して、検査に合格したものだけを出荷するそうです。
鮫の卵は、グルメも唸らせる味わいがあります
鮫は他にも食べることが出来る部位があります。
鮫の卵
ただし、全国どこのスーパーでも買えるものではありませんので、見かけたらラッキーだと言えます。
その味わいは独特なもので、変わったものを食べたいグルメの人におすすめな味です。
見た目が鮫に似ていたために昔の人は鮫の仲間だと思ったそうです。
昔は形や色などの外見のみで判断していたため、骨格やヒレの形などが研究されるうちにそれぞれが別のものであるとわかるようになったのです。
とはいえ、昔に付けられた名前を覆すのは中々難しいことなので、鮫とは違う種類だとしても、チョウザメという名前を変えられることはありませんでした。
鮫の卵も、キャビアも、機会があれば一度食べ比べてみたいものですね。
鮫は、このような形にも加工と活用をされています
身やヒレ、卵までも美味しく食べることが出来る鮫ですが、まだ活用できる部分はあります。
そしてサメの皮は、わさびのおろし器やヤスリ、剣道の防具や靴などに加工されるそうです。
鮫の身ははんぺんの材料としても使われている
鮫のすべてを余す所無く使用する事が出来るのです。
鮫は、怖い魚だと思われていますが、人を襲うのはごく一部の鮫であり、ほとんどの鮫は、加工品の原料として重宝されています。
ですので、私達も、食材などを無駄にしないような上手で賢い買い物や料理をしていかなくてはいけません。