みかんは好きな果物中でも常に上位をキープする、人気の果物です。
スーパーなどの果物コーナーにいつも当たり前のように置かれていますが、みかんの事についてどれだけ知っているでしょうか。
ここでは、知っているようで知らなかった、みかんにまつわる豆知識についてご紹介いたします。
これを読めば、みかんに対する見方もガラッと変わるはずです。
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みかん好きに知ってもらいたい、誰かに披露したくなる豆知識
ところでこのみかん広く食べられるようになったのは、一人の商人おかげだということはご存知でしたでしょうか。
江戸時代でもみかんは人気の果物でしたが、ある年に度重なる悪天候により、江戸にみかんを輸入することが出来なくなりました。
そこに目を付けた紀伊国屋文左衛門という商人が、荒れている海に船を出して紀州みかんを江戸の街に運び入れることに成功しました。
それにより、莫大な富を得た紀伊国屋文左衛門ですが、そのおかげで江戸の町民のみかん離れを防いだとも言えるでしょう。
ちなみに紀伊国屋文左衛門と聞くと、あの大きな本屋さんの名前を思い出す人もいると思いますが、この二つはたまたま名前が同じなだけで、関係は無いそうです。
みかんを美味しく食べられる豆知識をご紹介
みかんを買う時は、なんとなく見た目が綺麗なものを選んだり、特に気にしないなんていう人もいると思いますが、せっかくみかんを選ぶなら、美味しいものを選びましょう。
おいしいみかんの選び方についてご紹介します。
- 色の濃いもの。
- 皮の表面がキメが細かく滑らかなもの。
- 持つと、ずっしりとして重量があるもの。
- ヘタの切り口が細いもの。
など、他にも細かいポイントはありますが、おおよそこの4つのポイントを満たしていれば、美味しいみかんだと見て間違いないでしょう。
あれをするとみかんが甘くなるというおまじないだと思っている人もいますが、実はあれは本当なのです。
みかんを揉むことでみかんの中のクエン酸の量が減り、甘みが増すのです。
ただし、揉み過ぎると食感が悪くなることもありますし、保存期間も短くなる恐れがありますので、あくまでも食べる前に軽く行うようにしましょう。
みかんを保管する時の豆知識についても知っておこう
冬の風物詩のひとつでもあるみかんを大量に買って置いておく家庭もよく見られます。
そんなみかんですが、保管方法を間違うと、せっかくの美味しさが落ちてしまったり、何個もカビさせて、もったいないことになってしまう可能性もあります。
できるだけ正しい保管方法をとるようにしましょう。
涼しい場所で保管する
みかんを居間のテーブルの上に置いている光景をよく見ますが、もしこれが何日も置きっぱなしなのであれば、注意しなくてはいけません。
というのも、みかんを置いている部屋の気温が暖かいと、それだけみかんの劣化が早まってしまうからです。
気温が10度以下になるような、風通しのよい涼しい場所で保管するようにしましょう。
湿気がありすぎるのも、なさすぎるもの駄目
みかんを保管する時に大敵なものが、湿気です。
湿気がありすぎる場所に保管すると、みかんの痛みが早くなってしまいます。
逆に乾燥する場所に置くのもよくありません。
乾燥する場所に置く場合は、ビニール袋などに入れて保管しましょう。
ヘタは下に向ける
みかんを良い状態で保管するのなら、向きも大切です。
というのも、みかんの水分はヘタの部分から逃げてしまうからです。
みかんにとって必要な水分を出さないためにも、出来れば逆さまにして、ヘタを下に向けるようにしましょう。
ただし、大量のみかんを箱にいれっぱなしなのはあまり感心できません。
みかんをアレに乗せてはいけないとは、どういった事なのか
お正月の飾りとして欠かせないもののひとつに鏡餅がありますが、その鏡餅の上にみかんを乗せている人はいませんでしょうか。
実はこれは間違いなのです。
というのも、鏡餅の上に乗せるみかんのように見えるものは、「橙(だいだい)」という柑橘類のひとつなのです。
これは、「家が代々続きますように」という願いを込めるところから来ています。
ちなみに橙は、みかんのような美味しい果物ではありません。
そのままで食べずに、ポン酢やマーマレードの材料に使うことをおすすめします。
みかんをオレンジと言っても通じない。言葉に関する豆知識
みかんのような柑橘類は、全世界で食べられています。
ですので、英語でみかんのことを説明しようとしたら「オレンジ」と言うでしょう。
しかし、それでは十分には伝わりません。
確かに、日本でも「オレンジ頂戴」と言われてみかんを渡す人はいないと思います。
というのも、いわゆるオレンジは、外皮が厚く、中の皮も剥かなくては食べられないほど硬いものを指します。
その答えは「マンダリン」です。
マンダリンは中国産の柑橘類のことを指します。
ただ、それでは指し示す範囲が広いため、「サツマ」や「ミカン」と呼ぶこともあるそうです。
とはいえ、それが通じることが少ないので、多くの場合はマンダリンです。