スイカは、主に夏に食べられる美味しい果物です。
しかし、スイカは果物のようで果物ではないということをご存知でしたでしょうか。
ここでは、スイカはどんな果物なのか、知っているようで知らなかったスイカについて詳しくなれる雑学についてご紹介します。
この機会にスイカのことを深く知って、スイカの事をさらに好きになりましょう。
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スイカの漢字の意味や、スイカの初めてを学べる雑学
みなさんは、スイカを子供の頃から食べてきていると思いますが、スイカの漢字の成り立ちや、スイカがどこから来たのかをご存知でしょうか。
スイカの漢字の意味や、スイカの初めてが分かる雑学についてご紹介します。
西は中国から見て西
スイカは元々インドから中国へと伝わったものでした。
中国から日本へ来た時も、日本から見て中国は西にありますので、違和感なくそのまま「西瓜」として広まりました。
スイカの出身地
スイカはインドから中国へと伝わったものですが、最初からインドで作られていたものではありません。
その起源を遡るとなんと五千年前のアフリカ南部で生まれたと言われています。
そこからエジプト、ギリシャ、ローマ、インドと、旅をするように少しずつ伝わっていったのです。
スイカにはこんな壮大な旅をするストーリーが隠されていたのです。
スイカは果物ではなく野菜。スイカの意外な一面を知ることが出来る雑学
スイカは夏を代表する果物のひとつです。
しかし、スイカは厳密に言うと野菜だそうです。
そんなスイカの意外な一面についても知っていきましょう。
スイカは「フルーツ」じゃないくて「ベジタブル」
スイカは果物じゃなくて野菜と言われても、納得がいかないと思いますが、野菜と果物を分ける分類の上では、木にならずに地面で実をつけるスイカはベジタブル、つまり野菜なのです。
しかし、スイカは甘さがフルーツ並みにありますので、スーパーなどで販売される上では果物として扱われています。
スイカと逆の作物
スイカは地面に生える草から実を付けるため、厳密にいうと野菜の分類になります。
植物の中にはこれと逆の立場にある作物もあります。
それは、ナスやトマトといった野菜です。
これらは地面から生えた枝分かれした茎から生えますので、園芸の観点からすると果物です。
一応スイーツに応用出来なくはありませんが、主におかずとして使われるために、スイカとは逆に「野菜的果実」と呼ばれます。
スイカは西瓜、かぼちゃは南瓜。その他の瓜の名前がわかる雑学
スイカのように、方角と瓜を足して漢字で表現される作物は他にもあります。
かぼちゃは南から伝わったので「南瓜」と書きます。
他にも方角と瓜が合わさった言葉は存在するのでしょうか
「瓜」の漢字を使う作物についての雑学をご紹介します。
「東瓜」と「北瓜」はない
西瓜と南瓜はありますが、残念ながら東瓜と北瓜はありません。
ただし、北ではありませんが、「冬の瓜」つまり「冬瓜」はあります。
夏に食べるもうひとつの瓜
夏に食べる瓜といえばスイカですが、もうひとつ忘れてはいけない瓜があります。
それは、ゴーヤです。
漢字では「苦瓜」と書きます。
苦手な人も多いですが、その独特な苦味が好きだと言う人も多い野菜です。
ちなみにゴーヤの正しい名称はツルレイシです。
キュウリは黄瓜だった
緑の美味しい野菜であるキュウリは漢字で「胡瓜」と書きます。
「胡瓜」という漢字には外国から伝わった瓜という意味があります。
キュウリは元々「黄瓜」という漢字が使われていました。
というのも、キュウリは緑の状態ではなく、熟して黄色くなった状態で食べられていたからです。
しかし、日本人の舌には黄色い状態よりも、その前の緑の状態の方が好まれたために、その漢字は使われずに「胡瓜」という漢字の方が使われるようになりました。
スイカ以外にも「瓜」という漢字を使う作物には、さまざまなものがあります。
スイカを食べる時の雑学を知れば、何かの役に立つかも
その代表が塩ですが、外国では他の物をかけて食べることもあるのです。
他にもスイカを食べる時の雑学を知って役に立てましょう。
塩以外にスイカにかけるもの
スイカを食べる時に何かをかけると言われると、多くの人は塩と答えるでしょう。
これが他の国の場合は、別のものをかけるとうです。
例えばフィリピンの場合は砂糖をかけるそうです。
そしてイタリアの場合はレモン果汁をかけることもあるそうです。
スイカを食べる機会があれば、ぜひ砂糖とレモンも試してみてはいかがでしょうか。
スイカを上品に食べる方法
スイカはガブッとかじって種をペッと吐き出すのが美味しい食べ方ですが、お呼ばれした先などは、上品に食べたいこともあるでしょう。
そういった時は、ナイフとフォークやスプーンを使うと上品に食べることが出来ます。
種を出す時もフォークやスプーンの上に乗せてそっとお皿に乗せるようにしましょう。
スイカは何もつけずにかじりつく人も多いですが、ちょっとした工夫をしてみるのも面白いです。
美味しいスイカを食べたい人に知ってもらいたい雑学
今のスイカは品種改良によりどれを選んでも美味しいものになって来ました。
とはいえ、美味しいスイカの中からさらにもっと美味しいスイカを選ぶことが出来たら嬉しいですよね。
そういった美味しいスイカを選ぶコツについてご紹介します。
美味しいスイカの特徴
店に売られているスイカが美味しいかどうかを確認する時に、よく叩いた時の音で選ぶというものがありましたが、これは眉唾もので、仮に良い音が出たとしても美味しいとは限りません。
では、どんな特徴があるスイカが美味しいのでしょうか。
- 皮の色と模様が濃い。
- 持ち上げると重みがある。
- ヘタの部分が軽くへこんでいる。
この3つを満たしているスイカは美味しいとされます。