猫の好きなもののひとつにまたたびがありますが、これは猫だけに見られる事なのでしょうか。
同じ猫科のライオンにまたたびを与えても、変化は無いのでしょうか。
それとも猫と同様にまたたびを好むのでしょうか。
ここでは、ライオンもまたたびを好きなのか、またまたたびとはどういった植物なのか、他にも猫とライオンの違いなどについてご紹介いたします。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
スポンサーリンク
ライオンもまたたびが好きなのか、それとも興味はないのか
ライオンは肉食動物の中でもかなり体の大きい動物です。
しかし、このライオンは猫の仲間だということはご存知でしたでしょうか。
ライオンが猫の仲間であるのなら、猫に効果のあるまたたびを使うと同じような効果がでるのでしょうか。
実はコレ、「効果あり」です。
ちなみにこれは、トラなどの他の猫科の動物にも効果があるそうです。
ただし、またたびの効果は個体差や年齢、性別によって違いがあります。
ですので、猫だからといって、どんなものにも効果があるわけではありません。
家の猫ちゃんにまたたびをあげてみても、全く興味を示さないことも十分に考えられます。
いくら猫科の動物がまたたびが好きだからといっても、動物園の動物に与えるような行動は危険ですので絶対にやめましょう。
ライオンでもメロメロにする「またたび」とはどんな植物
ライオンや猫をメロメロにしてしまうまたたびは、ペットショップで購入することが出来ますが、そもそも「またたび」とは、どういった植物なのでしょうか。
またたびはこんな植物
またたびは漢字で「木天蓼」と書き、日本の北から南まで栽培することが可能です。
果実は食べることが出来ますが、あまり美味しいものではないらしく、塩や味噌に漬け込むなどして利用されていたそうです。
普段から食べられているキウイは、またたびの仲間の植物で、根っこや葉っぱの香りを猫が好むそうです。
ただ、果実には興味を示しませんし、果肉を与えるとお腹を壊す恐れがありますので、猫にキウイは与えないでください。
普通のまたたびの実では効果は薄い
猫をご機嫌にさせたいのであれば、またたびですが、普通の実を与えても効果はイマイチだそうです。
ちょっと気持ち悪いですが、その効果は何倍にもなるとのことです。
通常、ペットショップに売られているのは、粉か枝になりますので、飼い主にとっても扱いやすいものとなっています。
またたびをライオンや猫に与えた時に得られる効果と注意点
ライオンや猫などの猫科の動物が好むまたたびは、ただ猫をご機嫌にするためだけに使われるわけではありません。
この項目ではまたたびを使った時に得られる効果と注意点についてご紹介します。
行動を活発化させる
猫によっては、あまり運動をせずに寝てばかりいる猫がいたり、年を取ってあまり動くことが少なくなってしまうこともあります。
その状態でも健康なら構いませんが、ちょっぴり太り気味だったり、運動不足による体調不良に繋がるのであれば、もう少し動いてもらいたいところです。
そういった時にまたたびを与えると、いつも以上に行動が活発になり、運動不足を解消する手助けになります。
食べる量を増やす
体力が落ちていたり、食の細い猫ちゃんには、しっかりご飯を食べてもらいたいですが、思うように食べてもらえないことはよくあることです。
そういった時に、餌にまたたびを混ぜることで、いつも以上に食べてもらえる効果が期待出来ます。
使う量はほどほどに
ですので、一度に多くの量を食べさせたり、長期間与え続けるのは、かえって猫ちゃんの体の負担になったり、せっかくのまたたび効果が効かなくなってしまうことも考えられます。
時々ご褒美として与えるくらいにしておきましょう。
またたびは使い方によって、毒にも薬にもなります。
ライオンと猫には、どんな違いと共通点があるのか
ライオンと猫は、同じ猫科でまたたびを嗅ぐと似たような反応を見せますが、その他にどんな共通点や違いがあるのでしょうか。
仲間や家族との過ごし方
動物は、単独行動をしたり、家族で行動をするなど、さまざまな形態があります。
その中でも猫とライオンは、基本的に群れを作ります。
といっても、必ずではなく、単独行動もしますので、そういった点でもライオンと猫は似ていると言えます。
爪の構造
どんな哺乳類にも爪は必ずありますが、その形状や構造は多種多様です。
猫とライオンの爪はというと、必要に応じて出したり引っ込めたり出来るので、ここにも同じ特徴があるのです。
ライオンと猫の違う所
共通点がいくつかある、ライオンと猫ですが、それとは逆に違うところもいくつかあります。
まず一番に来るのが、その体格の差です。
ライオンは人が乗れそうなくらい大きいのに対し、猫は赤ちゃんですら乗れそうにもない大きさにしかなりません。
次に挙げられる相違点は、雌雄の外見の差です。
ライオンは雄と雌を見た目で簡単に見分けられるのに対し、猫はちょっと外見を見ただけでは判断することは出来ません。
ライオンと猫が、遠い親戚と言われる理由がよくわかります。
ライオンは、猫と同様に家で飼うことは出来るのか
猫はペットとして人気の高い動物ですが、ライオンも猫のように飼うことは出来るのでしょうか。
ライオンはペットに出来る
ライオンを個人の家で飼えるか飼えないかですが、結論から言うと、ズバリ「飼うことが出来る」です。
といっても、許可などが必要になりますので、飼うまでにはいくつものハードルを越えなくてはいけません。
ライオンをペットにするのは現実的ではない
ライオンをペットにするためにまずすることは、自分の住んでいる市町村に許可を取ることです。
しかし、申請を出したからといって、すんなりオーケーが出るわけではありません。
「しっかりとした檻はあるのか」、「どのような管理をするのか」、「万が一逃げ出した時はどうするのか」など、実際に担当の人が現地を見に来るなど、厳重な確認をされるでしょう。
また、ライオンを購入しようと思っても、どこのペットショップでも買えるわけではありません。
また、勝手にライオンを輸入することも禁じられていますので、相当な関門をクリアする必要があります。
そういったことから、正直な所ライオンをペットにするのは現実的とは言えません。