サンタクロースに関する雑学を知って、クリスマスを楽しもう

みんなが大好きなイベントのひとつであるクリスマスに欠かせないものと言えば、サンタクロースです。
サンタクロースと言えば、プレゼントをくれる優しいおじいさんのイメージがありますが、その他知っていることには何があるのでしょうか。
ここでは、そんなサンタクロースに関する雑学についてご紹介しますので、これを知ってよりクリスマスを楽しいものにしましょう。

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サンタクロースの始まりがわかる、興味深い雑学

クリスマスになったらやってくる、みんなが大好きな人といえばサンタクロースです。
そんなサンタクロースは、一体いつからいるのでしょうか。
この項目では、サンタクロースの始まりの雑学についてご紹介します。

サンタクロースは司祭さん

サンタクロースは妖精や魔法使いのように、物語の中で作られた人物だと思っている人もいると思いますが、実はサンタクロースは実在した司祭のセント・ニコラスという人物が元となっています。
セント・ニコラスが他の言語で読まれるのに従って発音が変わり、サンタクロースになったそうです。

サンタクロースがプレゼントを贈るようになった理由

サンタクロースの元がセント・ニコラス司祭からというのはわかりましたが、そのサンタクロースがプレゼントを贈るようになったのはなぜなのでしょうか。
それは、司祭であるセント・ニコラスが貧しい人々に金貨などを分け与えたことから来ています。

今の姿になったのは割と最近

サンタクロースといえば、赤と白の服装ですが、実はあれは最初からあの格好ではありませんでした。
とあるポスターのイラストの中でサンタクロースを赤と白の服で描き、それが多くの人々の目に止まったことからあの服装が定着したのです。

サンタクロースは、時代と共に変化し続けているのです。

サンタクロースの住んでいるところにまつわる雑学

サンタクロースはクリスマスに大忙しで働いていますが、普段の住まいはどんなところなのでしょうか。
サンタクロースの住居についての雑学を見てみましょう。

とにかく寒いところに住んでいる

サンタクロースが住んでいる場所として最も有名なのがフィンランドです。
元々北極点に住んでいたが、フィンランドのラップランドに引っ越したと言われており、そこに手紙を書くとサンタクロースから返事が来るそうです。

他にもカナダやスウェーデン、グリーンランドにもサンタクロースの家があるとされています。

サンタクロースには奥さんがいる

絵本やイラストでは、トナカイとのんきに暮らしているサンタクロースが描かれますが、外国のものだと、サンタクロースと同じような赤と白の服を着た、ミセス・クロースという奥さんも描かれることもあります。

サンタクロースの本当のプライベートは謎ですが、シーズンオフはバカンスを楽しんだり、次のクリスマスに向けて準備をしているとも言われています。

サンタクロースの相棒であるトナカイに関する雑学

クリスマスに大忙しなのは、サンタクロースのだけではありません。
一緒に働いているトナカイの雑学についても学んでいきましょう。

トナカイは魔法使いに飼われていたから

サンタクロース相棒がトナカイだという理由は昔の本が由来となっています。
その本には魔法を使える民族が、トナカイを飼っていたという話があったそうです。

そこから魔法使いのようなサンタクロースもトナカイを飼っているというように伝わったそうです。

トナカイの鼻の秘密

「赤鼻のトナカイ」という歌を聞いて、トナカイの鼻が赤いと思った人もいるでしょう。実はそれは間違いです。

というのも、じっくり歌詞を読むと、赤い鼻のトナカイは、その赤い鼻が珍しいためにみんなから馬鹿にされていたが、クリスマスの日にサンタクロースから「その赤く光る鼻は夜道で役に立つ」と、ソリ引きにスカウトされる話なのです。ですので、トナカイの鼻が赤くないのは当たり前のことだと言えます。

当たり前のようにソリを引いていたトナカイたちにも、クリスマスにぴったりの素敵なエピソードが存在するのです。

子供が言うことを聞くようになる、サンタクロースの雑学

いつもわがままを言っている子供でも、サンタクロースの話を出せば、大抵言うことを聞いてくれるようになります。
もし、それでもわがままを聞いてくれないのであれば、こんなサンタクロースの雑学を教えてみてはいかがでしょうか。

悪い子に来るのは、ブラックサンタクロース

悪い子供のところに来ると言われているブラックサンタクロースは、主にドイツで伝わっている人物です。
特徴としては、毛皮やワラで作られた服を着ていて、おじいさんのような顔をしているという説もあれば、悪魔のような角を生やしていて、恐ろしい顔をしているとも言われています。

ブラックサンタクロースからのお仕置きの内容

ブラックサンタクロースは、ただ枕元に立って、子供を怖がらせるだけではありません。
悪い子にはそれなりのお仕置きをします。
そのお仕置きの主なものは、以下のことをされるそうです。

  • プレゼントではなく、石炭やじゃがいもを靴下に入れる
  • 灰の入った袋で叩かれる
  • 袋に詰められて、良い子になるまで帰してもらえない

などといった内容です。

くれぐれも、ブラックサンタクロースに怒られないようにしたいものです。

サンタクロースも食べたくなる、世界のクリスマスのご馳走の雑学

クリスマスといえば、チキンやケーキなどのご馳走ですが、そういったものが伝わる理由となった、世界で食べられているクリスマスのご馳走に関する雑学について見てみましょう。

外国のクリスマスケーキの定番

日本でクリスマスケーキと言えば、サンタクロースの形をしたマジパンなどが飾られている可愛いケーキを思い出すことでしょう。
そのように、日本ではクリスマスケーキに決まりはありません。

しかし、外国でのケーキの定番はブッシュドノエルやシュトーレンと相場が決まっています。

外国ではクリスマスにチキンを食べない

クリスマスと言えば、美味しいチキン料理も楽しみのひとつですが、実はクリスマスにチキンを食べるのは、日本だけです。
他の国では、豚肉や牛肉などを食べます。

なぜ日本で食べられるようになったのかというと、最初にアメリカからクリスマスの文化が伝わる時に、食べるとされていたのは七面鳥です。

しかし、七面鳥は日本では簡単に手に入らず、加えて高価であり、仮に買えたとしても、大きなお肉が丸々入るオーブンを持っている家庭も少ないため、あまり浸透しませんでした。
その代わり、安くて調理のしやすいチキンをクリスマスに食べるようになったのです。

無理に世界に合わせず、自分たちなりにアレンジをするところが、日本人らしい特徴と言えるでしょう。