12月のことがよくわかる、雑学や豆知識について知ろう

一年の締めくくりでもある12月には、いくつもの行事や豆知識が詰まっています。
ここでは、12月のことがよくわかるさまざまな雑学や知識などについてご紹介します。
前から知っていたと思っていたこともそうではないことも知ることで、新しい発見があるかも知れません。
色々な12月の豆知識を学んで、周囲の人にうんちくを披露してみましょう。

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12月の別の呼び方について詳しくなれる豆知識

12月には別の読み方があります。それは師走です。
そもそも、12月はなぜ師走と呼ばれるようになったのでしょうか。

その豆知識についてご紹介します。

師走の「師」を先生のことだと考える人もいますが、実はこれはお坊さんのことなのです。

弘法大師や達磨大師も「師」が付きますので、それに関連付けて覚えると良いでしょう。

日本では昔から年末である12月にお寺のお坊さんに来てもらい家の仏壇にお経をあげてもらう習慣があった

そのため、12月はお坊さんがあちこちの家を走り回る日、つまり「師走」となったのです。

現代では仏壇を置く家も少なくなったので、そのような光景を見かけなくなりましたが、一部の地域では今も年末にお坊さんに来てもらう習慣のあるところが残っているそうです。

12月は忙しい時期なので、お坊さん以外の人も走り回っています。

12月にはあの美味しい果物の日があります。その豆知識を知ろう

あまり多くは知られていませんが、12月3日は「みかんの日」です。
「冬はこたつでみかん」なんていう言葉もありますが、みかんにはどんな豆知識があるのでしょうか。

みかんを食べる前に軽く揉む人がいます

これをする人は「これをやるとみかんが甘くなる」と主張しますが、本当なのでしょうか。

実はこれは本当なのです

みかんは傷ついた時に、実の中のクエン酸を消費してその傷を修復しようとします。
そのため、何もせずに食べた時には酸っぱく感じるはずのみかんからクエン酸の酸味が減り、甘さが際立つのです。

次に、みかんの皮を剥く際ですが、その時にヘタと反対側の窪みに指を入れて放射線状に向く人が多いでしょう。
この剥き方も間違えてはいませんが、もし白い筋を出来るだけ取って食べたいという人は、ヘタの側から剥くと、いつも以上に白い筋を取ることが出来ます。

冬に欠かせないみかんには、ちょっとした豆知識があったのです。

12月に忘れてはいけない大人のご挨拶にまつわる豆知識

大人の人であれば、12月に忘れてはいけないのがお歳暮です。
そんなお歳暮にまつわる豆知識をご紹介します。
元々、仕事でお世話になっている上司や取引先に贈るのがメインとされていましたが、近年ではそれだけではなく、離れて暮らしている家族や親族、親しい友人や知人に贈る人も増えています。

お歳暮を贈る時期

すす払いが行われる12月13日から20日までとされていましたが、今はそれほど厳密には決められておらず、11月の後半辺りから12月末までと、広い期間で贈られるようになりました。
特に年末年始は家族や友人が集まる機会が多いため、その時の振る舞い料理として使えるような食材を年末に贈るのが人気になっているという傾向にあります。
ただ、贈る品物が洗剤やタオルのような日常で使えるものでしたら、いつ贈っても喜ばれます。

お歳暮は贈る方も方も笑顔になれるような気遣いをすることが大切です。

12月といえばやっぱりクリスマス。クリスマスの豆知識を知ろう

12月といえば、誰もが楽しみにしているクリスマスがあります。
そんなみんなが大好きなクリスマスのご馳走についての豆知識を見てみましょう。

クリスマスといえば欠かせないのがクリスマスチキン

しかし、外国では違うものを食べています。

それは七面鳥です。

なぜ、外国では七面鳥なのに、日本では鶏になったのでしょうか。

それは、単純に日本で飼育されている数に関係しています。
鶏は七面鳥よりも卵を多く産み、肉質も柔らかいため、多くの日本人から好まれています。

そういった理由もあり、日本では七面鳥よりも鶏を飼育している施設の数が多いのです。
そのため、いざクリスマスに七面鳥を食べようと思っても、簡単には手に入らず、それよりも手軽で安く変える鶏、つまりチキンを買うようになったのです。

本格的な七面鳥を買おうと考えるのであれば、外国産のものを買うと良いでしょう。

12月最後の日、大晦日に関する豆知識をご紹介

12月に関する豆知識について、最後に紹介するのにふさわしい、大晦日についてご紹介します。
年末になると、当たり前のように大晦日と言っていますが、実はそれとは別に晦日(みそか)という日があります。

毎月の末日のこと

別の字で書くと「三十日」なのです。

三十歳の人を「三十路(みそじ)」という漢字を思い出せば、連想しやすいのではないでしょうか。
昔は旧暦を使っていたため、30日もしくは29日が晦日とされていたのです。
それが新暦に変わり、31日のある月が出来ましたが、呼び方は変わらず晦日のまま残っていました。

そして12ヶ月の最後の日、つまり12月31日が大晦日となるわけです。
12月は一年で最後の月なので、年内にやり残したことと、来年にすべきことを仕分けて整理すると良いでしょう。