一年の365日には、毎日なんらかの記念日があります。
その中にはマネキン記念日というちょっと変わった記念日もあります。
3月24日に制定された、マネキン記念日の始まりや、その他マネキンやファッションに関する事柄などについてご紹介しますので、マネキンだけではなく、ファッションに興味のある人は、是非ご一読ください。
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マネキン記念日とはどういった記念日なのか
洋服店に行くと必ずと言っていいほどあるのがマネキンです。
このマネキンには記念日があったのはご存知でしょうか。
3月24日はマネキン記念日
では、なぜこの日がマネキン記念日となったのかについてもご説明します。
その時に開催された博覧会の際に有名呉服店が商品をPRするために販売スタッフにモデルとの兼任として自社の服を着せたのです。
その時の名称は「マネキンガール」と呼ばれていました。
ですので、日本最初のマネキンは、人形ではなく人間だったのです。
今では当たり前となったこの販売方法は、当時としては大変画期的でした。
マネキン記念日に知っておきたい、マネキンの移り変わり
マネキン記念日の日を皮切りに、初めは人間が勤めていたマネキンでしたが、そのうち人形としてのマネキンが置かれるようになりました。
マネキン人形は時代の変化と共に少しずつ変化した
最初は石膏で作られていたマネキンでしたが、それよりも軽くて扱い易いファイバー製となり、それから安価な樹脂製のマネキンが出ることで、マネキンは日本のどこにでも置かれるものになりました。
マネキンのタイプもその時代時代にマッチしたものになります。
洗練された海外のモデルを模したものや、デザイン性を重視した抽象的なもの、そして今は、実際に着る人がイメージしやすいように、日本人の平均的な体型に合わせたものや、ぽっちゃり体型のもの、そしてマッチョなマネキンなども登場しています。
マネキン記念日に学ぶ、マネキンの種類
マネキンは、すべてが同じわけではありません。
形やタイプによって名称は異なります。
ここではマネキン記念日に学びたい、マネキンの種類についていくつかご紹介します。
トルソー
ファッションの事にある程度の知識がある人なら一度は聞いたことがあるのが「トルソー」です。
トルソーは足のない胴体のみのマネキンのことです。
タイプによっては手もなかったり、頭もなかったりします。
服をシンプルにディスプレイしたい時に向いています。
リアルマネキン
服をディスプレイする時に、よりリアルに見せたい時に使われるのがリアルマネキンです。
顔立ちが人間に近づけているのと、まつげや髪の毛もしっかりつけるのが特徴です。
アブストラクトマネキン
人の形をしているものには着せたいものの、リアルマネキンだと服よりも人形が目立つと考える場合におすすめなのが、アブストラクトマネキンです。
アブストラクトとは抽象的のことです。
ですので顔は鼻しかなかったり、つるんとした卵型だったりしています。
ヘッドレスマネキン
商品を店頭に置く場合に、個性どころか頭もいらないという場合はヘッドレスマネキンにすると良いでしょう。
頭がつけられていないタイプなので、さまざまなタイプの服を展示するのに向いています。
マネキンには他にも足のみのものや、手のみのものもあります。
これで失敗しない、マネキン買いのポイントを伝授
新しい服が欲しいとは思うものの、いざ店頭に行っても何を選んだら良いのかわからないという人は以外に多いものです。
おすすめな買い方は「マネキン買い」
マネキン買いとは店頭に飾られているマネキンのコーディネートをそっくりそのまま買うことです。
ただし、ちょっとしたポイントもありますので、それをしっかり押さえて買うようにしましょう。
サイズをチェック
これは当たり前とも言えますが、マネキンが来ている服がそのまま自分にピッタリなサイズだとは限りません。
ですので、きちんとサイズをチェックしましょう。
着回しはできそうか
せっかく買った服は、一つの組み合わせではなく、家にある他の服とのコーディネートもすることで、服のバリエーションを増やした方がお得です。
ただし、「面倒だから常に同じ組み合わせで良い」という人は特に気にする必要はありません。
そもそも自分に似合うのか
ちょっとキツイ言い方ではありますが、マネキンが来ている服が自分に似合うとは限りません。
マネキン買いは楽ですが、失敗することもあるので注意が必要です。
生きるマネキンとも言える、アパレル店員の裏事情
マネキンと同様に店の商品を着ることでその店の服をPRする役割も担うのがアパレル店員です。
一見華やかに見える反面、意外とシビアなところもあるようです。その裏事情についていくつかご紹介します。
服を買うのが大変
アパレルショップの店員は基本的には自分の店の商品しか着ることを許されていません。
一応社割という、いくらか値引いた価格で買うことは出来ますが、いつまでも同じ服を着ていると注意されるので、給料の大半が服代に消えるというのも珍しい話ではありません。
ファッションチェックをされる
元々おしゃれには自信のある人なら問題はありませんが、自分はおしゃれなつもりでも店の上司や同僚からファッションチェックをされることもあります。
といっても、これは決して悪いことではなく、お互いにチェックし合うことでファッションセンスが洗練されていくのです。
髪型やネイルに厳しい場合もある
アパレルの店員は髪型やネイルなどが自由なイメージがありますが、決してそうではありません。
髪の毛の色を制限されたり、商品を傷つけないように長さやネイルパーツにチェックが入ることもあります。
つまりは店の雰囲気にあった髪やネイルをすべきだということです。